ベイズ統計学入門(渡部洋)より

渡部 洋¥ 3,990
すばらしい
わかりやすいベイズ統計学。
分りにくいベイズを分りやすく
経営学・キャリア・MBA:2120位 (2010.10.11)

これも良い本なので、記録を残していく。
分かりやすいって書評があるけど、比較して分かりやすいだけで、読むのは大変、、、
でも、著者の文からは、誠実な感じはする。あとは、こっちの努力。

主観確率

確定事象と不確定事象があって、不確定事象の起こる確からしさを確率と呼ぶ。

主観確率は、どうやって定められているか?
  1. 一貫性(coherent,統計学自体ではconsistentを使うが、bayesではcoherence)
    1. 三段論法が効く。A<B, B<C なら、A<C
  2. 比較可能性がある
    1. 両者の事象の生起は、どちらが上か、下か、同じか。
の二つが確保されている。

立場が違えば数値も変わるが、個人の中では矛盾がない形を確保しないといけない。

主観確率は、ある条件の元での未確定事象の確からしさな => 常に条件付き確率。

対独立 <=> 相互独立

  • 対独立 
    •  ある事象の系列の中の、ある二つの事象で、Pr(EiEj) = Pr(Ei)Pr(Ej) が成り立つ。
  • 相互独立
    •  ある事象ないでの、すべての事象について Pr(E1E2...En) = Pr(E1)Pr(E2)...Pr(En) となる。
    • なので、n個の事象の結果の確率を求めるには、
      • ???
    • 相互に独立なら、交換可能であり、起こった事象(それぞれの)のカウントから、確率がいける。